★海外モバイルゲーム市場で戦う日本企業:カプコン、DeNAが大注目!

カプコンは、最もモバイルで急成長している企業だが、DeNAもまた、EA、Gameloft、Gamevil、Gluに対する最も印象的な「良い」ニュースでありつづけている。



6月30日でこの四半期ラウンドが終わり、今が公にモバイルゲームを所有している企業のうちどれが最も優良かみきわめるいい時期だ。もちろん、以前優勢だったフィーチャーフォンの市場はスマートフォンの会社(550,000台のアンドロイド機器が毎日起動されている)へ切り替わろうとしているので、長い過渡期にある全ての会社、その中のGlu Mobileでさえも現在好調ではあるが、成長中のモバイルコンテンツの視聴者を考慮することは重要だ。





★販売増加率

誰が一番成績が良いかをチェックするシンプルで相対的な方法の1つが、各企業の2010年の同じ四半期の3か月間と販売の増え方のパーセンテージを考慮することだ。

明らかに勝者はCapcom Mobile(TYO:9697)である。Capcom Mobileは毎年80%セールスを伸ばしており、それは主にiOSフリーミアムゲームであるSmurfs' Villageによるところが大きい。



韓国のアウトフィットであるGamevil(KDQ:063080)と日本のプラットフォームであるDeNA(TYO:2432)も−確かにきわめて異なる企業同士なのだが−好調で、40%セールスアップしている。かつて携帯電話時代に3つの伝統的なモバイル企業としてあげられていたEA Mobile (NASDAQ: ERTS)、Gameloft (GFT.PA) 、Glu Mobile (NASDAQ:GLUU)は約10%のセールスアップであった。





★速度か加速度か

利益の昨年比の伸びを考慮することはより急進的なやり方だ。これは企業や株主が一番気にすることである。しかし残念ながら、EA はEA Mobile の利益を公開しなかったし、Gameloftは8月後半になるまで数字を明らかにしなかった。また Glu は損失を出した(初めてではない)。しかしそれでも Capcom Mobile が急成長していることは明らかだ。363%増の利益を出している。



さて、Capcom Mobile が期待を膨らませすぎる前に、究極の比較というべきものを最後にやってみよう。四半期売り上げの比較である。プラットフォームプロバイダーとしては、DeNAが飛びぬけて大きな会社である。Q2の売り上げは4億4千9百万ドルで、他社の合計よりも3倍大きい。



EA Mobile と Gameloft が歩調を合わせた攻勢を継続している一方、Glu はCapcom Mobleのすぐ後ろで「三番目」の位置をなんとか維持している。



【引用】"Capcom is the fastest growing mobile company, but DeNA remains the most impressive
Good news too for EA, Gameloft, Gamevil and Glu 8/9"
"http://www.pocketgamer.biz/r/PG.Biz/Capcom+financial+news/feature.asp?c=32227"




コメント
世界のソーシャルゲーム業界でもカプコンDeNAなど、日本の企業がその実績から注目を集めるようになっています。カプコンは創業27年従業員数1600人、DeNAは12年500人です。世界で戦う企業になるために、会社の大きさや歴史はもはや問題ではありません。ソーシャルゲーム市場の成長とそのスピードを考えればDeNAのような若い企業がここ数年で世界に通用する企業へ成長したことも納得できます。ソーシャルゲーム業界がこの低迷した日本経済を引っ張る時代がもうすぐ訪れるかもしれません。